SponsoredLink
野菜作り生活と間引き
野菜作りで種まきをした後に、でてきた芽を抜いていくことが間引き作業なのですが、丈夫で健康な野菜を育てるには重要な作業なのです。
種をまきますと、たくさんの芽が生えますが、しばらくしますと双葉がでてきて、やがて本葉が生えてきて、苗になるのですが、芽を間引きしませんと葉が触れ合い、苗が大きくなるには窮屈になってきます。
苗と苗の間が窮屈になりますと、苗が密集しすぎて生育が悪くなり、土の中の栄養や水分を取り合って全ての株が傷んだりします。
苗が密生することで株の間が蒸れてしまい、病害虫の温床になるため、健康な野菜作りをするには間引いていくことが大切な作業となります。
間引きは、せっかく芽吹いた芽を摘んでしまうのですから、勿体ない気がするのですが、健やかに野菜を育てるには避けられない作業なのです。
最初に行う間引き作業は、本葉がでた時で、葉が触れ合わない間隔で芽を抜き取っていきますが、茎が曲がっていたり、葉の色が薄かったりしたものを選びます。
2回目の間引きは、本葉が3枚ほどに生育した時期で、葉が重ならないように丈夫な株を残して間引きをしていきます。
最後の間引きとなる3回目は、本葉が5枚くらいになった時期で、株と株の間が十分に開いていることを確かめながら、茎がまっすぐでがっしりした株を残して間引きしていきます。
間引いた株が葉野菜などでしたら、間引き菜として食べることができますので、こまめに間引きをして、健康でおいしい野菜作り生活が楽しめます。
SponsoredLink