野菜作り生活

SponsoredLink

野菜作り生活と連作障害

野菜作り生活

野菜作り生活で注意すべきもののひとつに、連作障害というのがあります。

 

連作障害とは同じ畑で、同じ野菜や近い種類の野菜を連続して育成することによって起こる生育障害です。

 

連作障害になりますと、野菜の生育が極端に悪くなりますし、場合によっては枯れて全滅してしまいますので、連作障害が起こる野菜は、翌年は作付けしないように注意します。

 

連作障害がなぜ起きるのかといいますと、前年に作付けした時に、野菜に寄生した害虫が土壌の中に残存し、同じ野菜を再び育てることによって害虫が付きやすくなるためとされています。

 

連作障害は野菜から分泌された成分が土壌に残ってしまうのも原因のひとつで、野菜から分泌される成分が次に植えた野菜に影響しているとされています。

 

連作障害になりますと、野菜作りに失敗してしまう可能性が非常に高いので、作付けする野菜選びには最大の注意が必要です。

 

連作障害は野菜によって出やすいものと、そうでないものがありますので、作付け計画を組み合わせながら野菜作りをします。

 

連作障害が出やすい野菜は、ナス科、ウリ科、マメ科などがあり、ナス科でしたら、ナスは6年以上、トマトやピーマンは4年以上作付け期間を空けるようにします。

 

マメ科のエンドウは6年、インゲンは2年以上作付け期間を空け、ウリ科のキュウリは2年以上、スイカは6年空けてから作付けします。

 

連作障害が出にくい野菜は、カボチャ、タマネギ、トウモロコシなどがありますが、違う野菜でも連作すると生長が悪くなる組み合わせもあります。

 

前年にダイコンを作って翌年ピーマン、前年にエンドウマメを作って翌年にホウレンソウなどが連作障害が出やすい組み合わせですので、野菜作り生活では連作障害には一番気を遣います。

SponsoredLink

お問い合わせ